「におのうみNo.27」 教えて探鳥地で紹介
湖西・今津浜(今津町浜分)から高木浜サニービーチ(マキノ町)まで約8kmの長い浜には、2000本を越えるクロマツが明治末期に植林され、美しい景観が見られます。またこの美しい松林は景観だけでなく、人家の防風林や魚付き林としての効果もあり、地元の人々によって保全されて、1987年には「21世紀に引き継ぎたい日本の白砂青松百選」に選ばれています。
毎年、冬になると多くの水鳥が飛来し、地形的に浜辺からすぐに深くなるため、湖面が穏やかな時には、近くで水鳥を観察することが出来ます。また水鳥の種類も多く、1月から2月にかけて沖合に浮かびながら潜水を繰り返すオオハム、大群で移動しながら一斉に潜るハジロカイツブリなど、見どころ満載の冬の探鳥地です。なお湖西全般ですが、午後からの方が観察に適しています。
出会える鳥と季節
「主な野鳥リスト」 ※主に冬の野鳥(水鳥)リスト |
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オオハム、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カイツブリ、カワウ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ、アカハシハジロ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ(※)、ミコアイサ、ウミイアサ、カワアイサ、セグロカモメ、ウミネコ、カモメ、ユリカモメ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、オオバン、バン、ケリ、イソシギetc.n ※過去に石田川河口に飛来・観察例あり。 |
アクセス
公共交通利用:JR湖西線「近江中庄」駅または「マキノ」駅下車。それぞれ湖岸まで徒歩10~15分。
車利用:大津方面から国道161号線を高島市へ向かい、「新旭水鳥観察センター」付近から県道54号線へ。今津の市街地を抜け、石田川を渡ると湖岸沿いの道になります。ここからが今津浜、マキノまで約8kmの松林が続きます。所々に駐車可能なスペースがありますので、利用してください。下記の地図を参考にしてください。
なお、冬季は積雪がある場合がありますので、冬用タイヤ装着など、ご注意ください。