草津市矢橋帰帆島周辺

滋賀県草津市矢橋は、琵琶湖南部の伯母川三角州と狼川三角州間に位置し、昔は対岸の大津までの航路があり、港町として栄えていました。また近江八景の一つ『矢橋帰帆』としても有名な所です。そして1982年、人工島・矢橋帰帆島(やばせきはんとう)は、下水処理場(湖南中部浄化センター)建設のために、琵琶湖を埋め立て造られました。現在、島の南側は、矢橋帰帆島(やばせきはんとう)公園として整備され、遺跡の広場、せせらぎの池、大はらっぱ広場、子供の広場、キュンプ場、各種スポーツ施設が造られ、市民に親しまれています。島内には、周辺や公園内には多くの木々があり、水路で囲まれ、四季を通じて野鳥観察が楽しめます。

★年2回(秋と冬)に帰帆島探鳥会を行っています。探鳥会では、帰帆島とその周辺を含んだコース(下記の地図参照)を約3時間歩きます。コースは、公園、田んぼ、市街地、湖面と変化に富み、毎回思わぬ出会いがあるそうです。なおコース上には住宅地域の道も含まれていますので、ご迷惑ならないように注意してください。

出会える鳥と季節

秋:カイツブリ、カワウ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、トビ、ハヤブサ、バン、オオバン、ケリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ヒバリ、ショウドウツバメ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ノビタキ、セッカ、エゾビタキ、コサメビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリetc.
冬:カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、トビ、チョウゲンボウ、キジ、バン、オオバン、ケリ、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、スズメ、ムクドリetc.

アクセス

公共交通利用: JR琵琶湖線「草津」駅西口から近江バス「浜大津」「石山駅」「瀬田駅」行き乗車、「矢橋」下車、徒歩約10分。JR琵琶湖線「南草津」駅から近江バス「イオンモール線・草津総合病院経由」行き乗車、「矢橋」下車、徒歩。
休日には、「草津」駅西口から近江バス「矢橋帰帆島」行きが朝夕に数本あります。
車利用: 矢橋帰帆島公園や湖岸道路沿いにも無料駐車場があります。

滋賀の探鳥
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